国際バカロレア

国際バカロレア
IB説明会申込については、こちらの別記事 を御覧ください

ib world school

山梨県立甲府西高等学校は、2019年4月1日に、国際バカロレア(International Baccalaureate、以後IB)機構により、IBワールドスクールに正式に認定されました。IBワールドスクールは、「質の高い、チャレンジに満ちた国際教育に信念をもって取り組む」という理念を共有する学校です。
創立115年を超える本校の教育目標は「自主・自律の精神と創造性を尊び、幅広い知性と豊かな人間性の涵養を図るとともに、常に自己と社会をよく見つめ、高い理想のもと広く社会で活躍する人材を育成する」です。この教育目標のもと、本校では生徒の自主的な活動が尊重され、生徒たちは自らの知的好奇心に応じて自由に学んでいます。また長い歴史の中で輩出した卒業生は、日本はもとより世界のあらゆる場所で広く社会の発展に貢献しています。

本校の教育目標と国際バカロレアの目指すものには、重なり合う部分が多く、全日制単位制高校としての甲府西高校の特色と、IBワールドスクールの特色がお互いを高め合いながら、生徒の皆さんによりよい教育を提供していきます。

 

国際バカロレア(IB)とその教育的使命
ーIB機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムー
IB機構は、世界の複雑さを理解し対処できる生徒を育成し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(IB資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。
IB機構は、学校や政府、国際機関と協力しながら、共通カリキュラムの作成や、世界共通のIB試験、IB資格の授与等を実施しています。
  • 多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、よりよい平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目指した全人教育
  • 人がもつ違いを理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けることを奨励
国際バカロレア(IB)の10の学習者像

IBワールドスクールが価値を置く人間性は、 以下のように10の学習者像(IB Learner Profile)として表されます。本校も生徒に探究的な学習過程を提供し、主体的対話的でより深い学びを通して、これら学習者像にも一致する生徒の育成を目指します。

  • 探究する人(Inquirers)
    私たちは、好奇心を育み、探究し研究するスキルを身につけます。ひとりで学んだり、他の人々と共に学んだりします。熱意をもって学び、学ぶ喜びを生涯を通じてもち続けます。
  • 知識のある人(Knowledgeable)
    私たちは、概念的な理解を深めて活用し、幅広い分野の知識を探究します。地域社会やグローバル社会における重要な課題や考えに取り組みます。
  • 考える人(Thinkers)
    私たちは、複雑な問題を分析し、責任ある行動をとるために、批判的かつ創造的に考えるスキルを活用します。率先して理性的で倫理的な判断を下します。
  • コミュニケーションができる人(Communicators)
    私たちは、複数の言語やさまざまな方法を用いて、自信をもって創造的に自分自身を表現します。他の人々や他の集団のものの見方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合います。
  • 信念をもつ人(Principled)
    私たちは、誠実かつ正直に、公正な考えと強い正義感をもって行動します。そして、あらゆる人々がもつ尊厳と権利を尊重して行動します。私たちは、自分自身の行動とそれに伴う結果に責任をもちます。
  • 心を開く人(Open-Minded)
    私たちは、自己の文化と個人的な経験の真価を正しく受け止めると同時に、他の人々の価値観や伝統の真価もまた正しく受け止めます。多様な視点を求め、価値を見いだし、その経験を糧に成長しようと努めます。
  • 思いやりのある人(Caring)
    私たちは、思いやりと共感、そして尊重の精神を示します。人の役に立ち、他の人々の生活や私たちを取り巻く世界を良くするために行動します。
  • 挑戦する人(Risk-Takers)
    私たちは、不確実な事態に対し、熟慮と決断力をもって向き合います。ひとりで、または協力して新しい考えや方法を探究します。挑戦と変化に機知に富んだ方法で快活に取り組みます。
  • バランスのとれた人(Balanced)
    私たちは、自分自身や他の人々の幸福にとって、私たちの生を構成する知性、身体、心のバランスをとることが大切だと理解しています。また、私たちが他の人々や、私たちが住むこの世界と相互に依存していることを認識しています。
  • 振り返りができる人(Reflective)
    私たちは、世界について、そして自分の考えや経験について、深く考察します。自分自身の学びと成長を促すため、自分の長所と短所を理解するよう努めます。
  • 知識や原理法則に関する疑問、現代社会を取り巻く課題などを見出し、それに対応する最適解を情報収集、分析調査、実験観察、討論などを通して考察しながら導き、結果を振り返るという、一連の探究的学習過程を徹底します
  • 探究的学習を通して、思考やリサーチ、コミュニケーション、社会性、自己管理などの学びのスキルを発達させ、学習者が一人で、または他の人々と協働し、生涯学び続けるための力を育成します

 

甲府西高校での国際バカロレア(IB)

IBの教育プログラムは以下の4種類があり、本校では16~19歳を対象としたディプロマプログラム(DP)を導入します。DPは、国際的に認められる大学入学資格(IB資格)を付与することから、高度で充実した内容となっています。

ibpyp 初等教育プログラム(PYP)
3~12歳対象
ibmyp 中等教育プログラム(MYP)
11~16歳対象
ibdp ディプロマプログラム(DP)
16~19歳対象
ibcp 職業関連プログラム(CP)
16~19歳対象
  • 本校では、DP科目を2年次以降の選択科目として導入し、これまでの進学実績をあげてきた教科の強みはそのままにしつつ、より多様な選択が可能となるよう単位制の充実を図ります
  • IB資格に挑戦したい生徒、一部のDP科目を選択してより深い学びに取り組みたい生徒、これまで通りの科目で大学入試を目指す生徒など、様々なニーズに応えていきます
  • 65分授業を生かして、探究的な活動を重視した授業を展開
    記述力など新たな大学入学共通テストに対応
  • ICTを効果的に活用した授業を推進
    これからの時代に必須の情報活用能力を育成
  • 「総合的な探究の時間」で全校体制のもと課題論文を作成
    思考力・判断力・表現力の育成

 

甲府西高校が導入するカリキュラム(予定)
DPの学びは、以下のように6つのグループからなる科目群(教科科目)と、3つの「コア」と呼ばれる必修要件で構成されています。

本校では、6つの科目群グループ内の設置科目とコア科目を選択科目として位置付け、これらを希望により選択することができるよう、教育課程を展開する予定です。


カリキュラム展開のイメージ

  • DP科目は必要に応じて選択するものですので、これまでのカリキュラムで学習することもできます。
  • 1年次の「総合的な探究の時間」から、課題論文には全員が取り組んでいきます。
  • DP科目は学校設定科目として卒業単位となりますので、高校の卒業は認定されます。

国際的に通用する大学入試の資格取得を目指してがんばりたい

6つの科目と3つのコアを全て選択し、IBが実施する最終試験で所定の成績をおさめると、IB資格が取得できます

歴史を深く学んでみたい、数学の専門性をより高めていきたい

DP科目は、特定の分野を深く追求したり、より高いレベルの内容を扱ったりしますので、興味関心に応じてDP科目を選択するのも効果的です

  • IBDP資格を活用した大学入学審査は、世界的に1800以上の大学で実施されており、日本でもスーパーグローバル大学をはじめ、AO入試や推薦入試の要件として利用する大学が増えてきています
  • 科目選択により高い専門性や論述力を身につけると、これからの大学入試でより求められる記述力が向上します

 

Certificate of Authorization

thumbnail of IB certificate Kofu Nishi


関連リンク

国際バカロレア機構
国際バカロレア機構 IB World School 甲府西高等学校
文部科学省IB教育推進コンソーシアム
国際バカロレア・デュアルランゲージ・ディプロマ連絡協議会

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