西高を志願する皆さんへ

1 沿革と校風

本校は、1902年(明治35年)5月1日、甲府市寿町に創立以来、高等女学校から戦後学制改革による甲府第二高校まで女子校の時代が続きました。1975年(昭和50年)の下飯田の現在地への校舎移転と男女共学化を経て、1977年(昭和52年)4月、校名を甲府西高校を変更しました。

 

創立115周年を経ましたが、女子校時代の穏やかな雰囲気は男女共学化以後も引き継がれ、現在の西高には穏やかで大らかな校風を感じます。この校風は、女学校初代校長が新入生に対して行った「品位を高く、そして真面目に」という訓諭とともに、今後も大切にしていきたいと思います。

 

2 勉強・部活動との両立と 校訓「自己を知り、自己を深める」

授業時間(65分×5コマ)の静けさと、それとは対照的な放課後の賑やかさ。これは、目の前の活動に集中できる西高生の姿勢を示していると思います。授業の予習復習や週課題中心の家庭学習は、限られた時間を生活リズムに合わせて有効に活用できるので、勉強と部活動の両立を後押ししています。

 

二高時代からの教育目標の一節を校訓としています。西高生には様々なことに挑戦する中で、自分という存在、さらには自分と世界の関係について探究してほしいと思います。西高での勉強や部活動などの様々な活動を通じて自分に対する確かな信頼を築いてくれることを期待します。

 

3 単位制と幅広い履修科目

単位制は、学びたい科目を選択し、修得単位を積み重ねて卒業が認定される仕組みです。本校では、学習の成果を一つ一つ丹念に積み重ねる過程で、自らの個性や適性を探り、将来を考えます。様々な分野でがんばる仲間と過ごす学校生活は、刺激に満ちたものになると確信します。

 

大学で学ぶ専門分野の基礎は高校での学習にあります。高校では多くの科目を幅広く学ぶ中で自分の進路を考えてもらいたいと思います。また、西高では、受験日程の最後まで諦めない全体集団の雰囲気が、進路希望の実現に向けた一人ひとりの生徒の粘り強い姿勢を根底で支えています。

 

4 これからの時代への対応 … 国際バカロレア(IB)の導入と卒業生への期待

西高は、国際バカロレア導入に向けて準備を進めているところです。合わせて、高等学校学習指導要領の改訂、大学入学者選抜の改革などの状況を見極めながら、これからの時代に必要とされる学力を確実に育成するとともに、時代の変化に対応した柔軟な思考力を育てていきます。

 

西高生には、長い歴史の中で受け継がれてきた校風と、専門学科やコースのない広い集団の中でのびのびと育ってほしいと願っています。そして、困難に直面しても穏やかに、大らかに、真面目に人生を歩んでいくことを期待します。西高は、西高生と西高卒業生を応援し続けます。

 

中学3年生へのメッセージ
皆さんがどの高校を受験するにしても、高校入試に向けて準備のためにする勉強は、入学後の高校での日々の勉強にそのままつながります。一生懸命勉強していると、自分の人生を確かに自分で生きているのだという実感が得られるはずです。そのとき、受験勉強そのものがまさに人生の本番なのです。皆さんの健闘を心よりお祈り申し上げます。

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